アダムエロペの Dermizax ショートフーディダウンをレビュー
アダムエロペより販売されている機能型のダウンジャケットです
このダウン特徴は大きく3つ
- 東レのDermizax素材を使用
- ALLIED社のダウンを使用
- ステッチが表地に入っていないデザイン
Dermizaxとは何か
Dermizaxとは東レが開発した、防水性、透湿性、低結露性に優れたラミネート素材です
ちなみにダーミザクズと読みます
要するに水に弱いダウンを守りつつ、透湿性を高めることで蒸れを防ぐ素材ですよっということです
こちらのダウンでは表地の裏面にこの素材が使われています
ややこしい言い回しですね
似ている素材ではノースフェイスで有名なGORE-TEXがあります
ガチの登山用ではありませんが、街着では十分過ぎる性能です
ちょっと雨では問題ないですね
ALLIED社のダウンを使用
ALLIED社とはノースフェイスやパタゴニヤ等のブランドにダウンを供給している会社です
この商品ではハンガリー産のマザーグースのダウンを使用しています
また700FPのダウンを使用している為、非常に暖かいです
高品質の基準は550FPと言われているので十分すぎます
ちなみに、ノースフェイスのマウンテンダウンジャケットは600FPのダウンを使用しています
どちらのダウンもオーバースペックで暖かく関東周辺では違いが分かりにくいかも知れません
カジュアル過ぎないデザイン
昨今のダウンブームにより様々なデザインの商品が出回っています
その中でもこのダウンはモコモコとしたダウン特有のデザインを前面には出さずスッキリとした印象に仕上げています
コートとダウンの中間のようなデザインで
きれい目ダウンといったところでしょうか
ノースフェイスのヌプシのようなモコモコとしたデザインはきれい目に着こなししたい大人には少し子供っぽいと感じてしまいます
ちなみにヌプシは数年前から非常に流行っているし素晴らしいデザインです
両サイドのジップは止水ジップを採用
メインのジップはダブルジップとなっており、着こなしの幅が広がる
ダウンジャケットを選ぶ基準
今回、アダムエロペのショートフーディダウンを購入する前にいくつかの選ぶポイントがありました
- すっきりとしたデザインであること
- きれい目なデザイン
- 着こなしやすさ
- 暖かさの確保
今まではデザイン重視の為、コート系のダウンを愛用していました
ジャーナルスタンダードの薄手のダウンハーフコートです
ジャケットの上から羽織っても違和感がないデザインが気に入ってましたが、薄手なので昨年の寒さに嫌気がさしてしまいました
次は暖かいダウンを検討しようっということで、今年の購入で暖かいというのはマストの条件として挙がりました
冬物アウターでデザインを重視するなら、コート系、暖かさならダウンというのが通説ですが、ここ数年のカナダグースを始めとするプレミアムダウンブームにより大人も着こなせるダウンが定着し選択の幅が広がりましたね
他に検討したダウン
当然このダウンを買う前に検討したものがいくつかありました
- ノースフェイス マウンテンダウンコート
- ナノユニバース 西川ダウン カグラG2
- UNIQLO ハイブリッドダウンパーカー
ノースフェイス マウンテンダウンコート
2018年に発売されたモデルです
大人しい色合いなので大人が着ても、問題なし
GORE-TEXを使用しているので機能面はバッチリでしたが今回は予算的にスルーしました
ナノユニバース 西川ダウン カグラ、G2
寝具メーカー西川とコラボしている、定番かつ人気のあるモデル
セレクトショップのダウンジャケットを牽引してきた西川ダウンですが、ここ数年の流行りのゆったり目シルエットとマッチしていないのが現状
細身なダウンジャケットを探してる人には、おすすめできますし、毎年アップデートされてるので作り込み、完成度も非常に高いです
デザインが気に入った人は迷わず買ってしまっても後悔はしないと思います
UNIQLO ハイブリッドダウンパーカー
ネット上で画像を見たときはこれで決定かな?と思わせるほどの良さでしたが、実物を見てみると今ひとつでした
コスパ面で見れば100点なのでしょうが、生地感に多少のチープさを感じる為、数千円高くなってもいいので満足感を感じる生地にして欲しかった
私の予想ですが、こちらの商品は翌シーズンにアップデートされたものが必ず出ると思うので、そこまで考えて今回はスルーしました
まとめ
すっきりとしたダウンが気になってる方はおすすめです
20代、30代の大人が着ても子供っぽくならないデザイン
暖かさは街着としてはオーバースペックなくらい