セバスティアン・クラフトクレイのレビュー、他クレイワックスとの比較
今回はウェラから発売されている、セバスティアン・クラフトクレイワックスを紹介します。
価格は50gで1500円程です。
一度に使う量が少ないので、コスパがいいです。
ビックリするくらい減らないです笑
実はこのワックスはクスタクルードクレイというワックスの改良版となっています。
私は両方を使ったことがあるので、その辺りも比較します。
セバスティアン・クラフトクレイのレビュー
私がセバスティアン・クラフトクレイを購入した理由は、改良前のクスタクルードクレイの使用感が良かったからです。
もちろんセバスティアン・クラフトクレイも期待通り使用感でした。
クラフトクレイクレイのメリット
クラフトクレイのメリットは2つあります。
圧倒的なセット力
マット感
圧倒的なセット力は他のクレイ系ワックスを凌ぐほどです。
例えば、デザインキューブの灰色やオーシャントーキョーのクレイなどですね。
どちらもマットで強力なセット力が売りですが、セバスティアン・クラフトクレイはそのセット力を上回ります。
この強力すぎるセット力を活かせるのは、やはり軟毛の人だと思います。
軟毛の人は、ワックス自体の重さで髪型が崩れる可能性があるのでクラフトクレイのように圧倒的なセット力で少量でセットできるワックスが向いていますね。
他には剛毛でセット力が弱いワックスでは動かない人にもおすすめです。
剛毛の人は、長さにもよりますが髪の毛に動きをつけにくいです。
これは髪の毛が硬いことによりソフトワックスでは思った方向に曲げることができないからです。
そこで、圧倒的なセット力のクラフトクレイで強引にセットしてしまおうというわけです。
少し伸びてきて、動きがつけにくくなった髪でもセットできてしまいます。
セバスティアン・クラフトクレイのデメリット
セバスティアンクラフトクレイにもデメリットがあります。
シャンプーで洗い落としにくい
セットが難しい
セバスティアンクラフトクレイは見た目からのイメージ通り、ほとんど粘土のようなワックスです。
当然シャンプーを使っても洗い落としにくく、2回以上のシャンプーが必要になります。
また、シャンプーの際に髪の毛が切れる抜けることが多い印象です。
このようなシャンプーで落ちにくいワックスを使った場合には、先にコンディショナーを使ってからシャンプーをすると割と簡単に落とすことができます。
セバスティアン・クラフトクレイはセットも慣れが必要です。
ノビが悪いので、ダマになって髪の毛につきやすいです。
最近のノビがよく絡まりにくいヘアワックスに慣れている人には使いにくいといった印象になります。
対策としてはセバスティアンクラフトクレイは仕上げに使うことから始めることでセットに慣れてきます。
また、少量を複数回に分けてつけることも大事で、私の場合にはハードワックスは2回に分けて付けていますが、クラフトクレイは3回から4回に分けてつけています。
セバスティアン・クラフトクレイが硬すぎて取れない
購入したばかりのクラフトクレイは硬すぎて手で取れないことがあります。
しばらく使っていなかった時と、冬場は特に固まりやすくなっています。
その場合にはドライヤーで暖めると柔らかくなるので、10秒くらい容器ごと温風で温めましょう。
セバスティアン・クラフトクレイのセット方法
セバスティアン・クラフトクレイはセット力が高い反面、セットをしにくいことがあります。
普通のハードワックスと同じセットの方法でも大丈夫ですが、よりセットをしやすくする為の工夫をすると使いやすくなります。
ポイントは
少量を複数回に分けてつける
ポイントのみつける
アウトバストリートメントを使用してからつける
他のワックスと混ぜて使う
水と混ぜて使う
下の3つはマット感を求める人には不向きですが、確実に使いやすくなります。
セバスティアン・クラフトクレイの再整髪は?
セバスティアン・クラフトクレイは再整髪力が高い為、仮にセットが崩れても再整髪が可能です。
なんなら少し油が馴染んでくるので、再整髪の時の方がセットがしやすいかもしれません。
スプレーが苦手な人は仕上げだけでもクラフトクレイを使用すると再整髪が簡単になります。
セバスティアン・クラフトクレイのマット感は?
セバスティアン・クラフトクレイは名前の通りクレイ系のワックスなので、ツヤは少なめです。
ですが、つけすぎると独特のツヤ感が出るので、マットな質感にこだわる人はつける量に注意した方がいいです。
マット感を追求する場合にはクラフトクレイを少量でセットしツヤがでないスプレーで固めることでマットに仕上げることができます。
セバスティアン・クラフトクレイと他クレイ系ワックスの比較
セバスティアン・クラフトクレイは他のクレイ系ワックスよりもセット力が高いです。
私が使用した中でクラフトクレイの方がセット力が高いと感じたワックスは以下です。
デザインキューブ 灰色
オーシャントーキョー クレイ
デューサードライペーストワックス
上記のクレイワックスを使用していて、セット力に不満がある場合はクラフトクレイを購入することを考えてみていいと思います。
クラフトクレイはクスタクルードクレイと何が違う?
セバスティアン・クラフトクレイはクスタクルードクレイの改良版です。
個人的には、何が変わったの?レベルですが、私が使用していて感じたのは
クラフトクレイの方がよりマット!
というところですね。
クスタクルードクレイはつけているうちに独特のツヤが出やすいです。
クラフトクレイもでますが、よりでやすいのはクスタクルードクレイでしょう。
セット力、キープ力は目に見えて変わっていないと思います。
まとめ
結局、どんな人が買えばいいのか?
ということですが、私が思うに購入をしてもいいなぁと思うのはこのような人です。
他のクレイ系ワックスを使用しても軟毛で潰れる
ハードワックスの仕上げに毛束を強調したい
他のワックスと混ぜてセット力を上げたい
という人にはクラフトクレイはおすすめです。