ホリエモン(堀江貴文)の東京改造計画って何?その37項の内容とは?
ホリエモンこと堀江貴文さんの東京改造計画という言葉が話題になっています。
その内容はかなり異色の内容となっており、『実現不可能』や『これはたしかに!』という声が上がっています。
そもそも東京改造計画とは堀江さんが発売予定の著書で、堀江さんが東京都知事選に出馬し当選の際にはこの内容に沿った政治を行うということで物議を醸しています。
今回は『東京改造計画』とは何?という人や、賛否両論だけど、どんな内容といった人向けにまとめてみます。
東京改造計画の著書は5月30日に発売予定です。
既に予約は3万部増版で2万部の予定だそうです。
東京改造計画はどんな内容?
東京改造計画は5つの章(分野)で分かれています。
5つの章の中に37の項があります。
つまり堀江氏が都知事なった暁には5つの分野の政治を行っていく事になります。
- 経済
- 教育・社会保障
- 新型コロナウイルス対策
- 都政
- 未来の生き方
各項は以下で内容を記載しますが、堀江さんの選挙公約ともいえる東京改造計画は何をするのかが分かりやすく、
実現できるかどうかは置いておくとして具体的な部分が多いです。
おそらく若者を中心にどの政治家が何をしたいのか、どんなことをしてくれるのか不明瞭な中で堀江さんの主張はわかりやすいですね。
本にまでしてしまったのですから、当選の暁には実現しなければ評価されないというわけですね。
東京改造計画の『経済』について
東京改造計画の経済についてですが、以下のような内容となっています。
- 本当の渋滞ゼロ
- ETCのゲートをなくす
- パーソナルモビリティ推進都市に
- 満員電車は高くする
- 切符も改札機もなくす
- 現金使用禁止令
- 東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化する
- UBER解禁
- 東京の空が空いている
- 江戸城の再建
- VRのインフラを整える
- 足立区は日本のブルックリンに生まれ変わる
- 築地・豊洲市場の改革案
- 築地市場跡地のブランド化
- オリンピックはリモート競技に
堀江氏と言えば現在は実業家の立場ですので、一番強いのは経済の分野ですね。
一目で内容のわかるものや、どのように実現するのか不明なものまで様々です。
東京改造計画の『教育・社会保障』について
東京改造計画の教育・社会保障についてですが、以下のような内容となっています。
- オンライン授業の推進
- 紙の許可書を廃止
- 学校解体で子供の才能を解放する
- 正解を教えない教育
- 大麻解禁
- 低用量ピルで女性の働き方改革
- 健康寿命世界一
- ジジ活ババ活で出会いを応援
- 東京のダイバーシティ
おそらくですが、この内容を見たときに全て賛成できる人は少ないかもしれません。
日本の課題として残っているオンライン授業の推進などかいつまんで賛成の人は多い印象です。
低用量ピルについてはかなり炎上していますね。
(堀江さん本人にとっては話題作りの燃料なのかもしれないです)
東京改造計画の『新型コロナウイルス対策』について
東京改造計画の新型コロナウイルス対策についてですが、以下のような内容となっています。
- ストップインフォデミック
- 経済活動を再開せよ
インフォデミックとはインフォメーション(情報)とエピデミック(流行)の掛け合わせた言葉で、
ウェブ上の虚偽のニュース、フェイクニュースが蔓延することです。
(これによってトイレットペーパーの買い占めなどがおきた)
東京改造計画の『都政』について
東京改造計画の都政についてですが、以下のような内容となっています。
- 今こそネット選挙を導入せよ
- QRコードで投票できる
- 記者会見なんてオンラインで開けばいい
- 都議員の9割テレワーク化
- 都議員の英語公用語化
- 東京都をオール民営化
ネット選挙など、既存の方法を変える取り組みを考えているようです。
最後の項のオール民営化はかなり意見が割れそうですね。
東京改造計画の『未来の生き方』について
東京改造計画の未来の生き方についてですが、以下のような内容となっています。
- 『妖精さん』のリストラ計画
- 遊び場を増やす
- 限りなく生活コストを下げる
- 人生100年時代のコミュニティ
- 都民限定の無料オンラインサロン
『妖精さん』とは働かないおじさんのことですね。
どこの会社にもいますよね。
都民限定のオンラインサロンって気になりますよね。
やはり堀江さんの得意分野であるITをかなり意識しているように思います。
まとめ
今回は堀江貴文さんの東京改造計画について、まとめてみました。
おそらく実現できないだろうなというものや、今すぐにやって欲しいという内容も両方ありますね。
東京都でこのようなことが実現となれば他県にも影響がでることは確実なので、東京都民以外も今回の選挙は注目ですね。