登録販売者は独学で合格可能?!
登録販売者は独学で合格可能?誰かに教えてもらったほうがいい?っと登録販売者を巡る勉強の仕方では様々な意見があります。
実際のところはどうなのでしょうか?
登録販売者は独学でOK
私の経験上ですが、登録販売者は独学で合格可能です。
私は社内で研修がありましたが、基本的には全員でテキストを読み進めるような形がメインでした。
なので誰かに教えて貰うというよりは、勉強する時間を与えられたということに近いです。
そして登録販売者の試験もマークシート方式なので自分で何かを考えて答える問題ではありません。
学校の試験で言うなら、社会の試験に似てますね。
社会の試験は先生に教えて貰った方が効率はいいかもしれませんが、結局のところ暗記できているのかどうかですよね?
また、数学のように公式に当てはめて答えるようなことはないので知らない問題を考えて解けることはありません。
なので、登録販売者の試験は問題の答えを知っているのか、いないのか、それだけなんです。
このようなことから登録販売者の試験は独学で大丈夫ということになります。
登録販売者の独学での勉強法
登録販売者の試験では、法律の問題や人体の構造などがありますが、まずは薬の成分の作用を覚えることが最も大切です。
英単語のように、成分の作用を覚えていきます。
例えば、
アセトアミノフェンなら解熱鎮痛
等のようにです。
単語帳を作って覚えて行けば効率良く覚えられますね。
これだけで、ほとんどの問題がわかるようになります。
逆にこの作業をやらないで問題を解くと、まず成分の作用がわからないので回答に辿り着くことが難しくなります。
また、実際の業務でも成分がわからないと接客することが不可能なので必ず成分は覚えましょう。
覚え方のバリエーション
実際に売られている医薬品の成分表示を見てその成分がどのような作用があるのか覚えていきます。
例えば、総合感冒薬なら
トラネキサム酸 喉の炎症をとる
イブプロフェン 抗炎症、鎮痛
クレマスチンフマル酸塩 アレルギー症状を抑える
ブロムへキシン塩酸塩 去痰
メチルエフェドリン 気管支拡張
ジヒドロコデイン塩酸塩 咳を鎮める
等のように簡単で構わないので、まずは成分を一問一答で覚えていきましょう。
また同じ総合感冒薬でも、喉関係の症状に特化した商品と鼻関係の症状に特化した商品とでは入っている成分も違います。
この勉強の仕方をしていくと、実際に店舗に立った時の練習にもなりますのでおすすめです。
過去問はやっておこう
登録販売者の試験に挑む前には過去問は必ずやっておきましょう。
2009年より登録販売者は誕生しましたが、現在と2009年では問題の難易度が違います。
年々、難しくなっているのでなるべく新しい過去問を解いて万全の体制で挑みましょう。
2009年の問題を解いて気づきますが、驚くほど簡単です。
当然、制度ができたばかりなので登録販売者の確保を最優した結果、簡単な問題だったのでしょうが、あまりにも差がという内容です・・
まとめ
- 登録販売者は独学でOK
- 成分の一問一答
- 販売している医薬品から覚える
- 過去問は新しいものから
登録販売者は合格率が40%と高く、ものすごく難しい試験ではありません。
しかしながら生活が掛かった社会人が試験を受けているということもある為、このような合格率となっている側面もあります。
たいして勉強しないで試験を受ければあっさり落ちることも考えられます。
私の会社は落ちたら首でした
皆さんは万全の準備で臨んで下さい。