登録販売者試験の難易度はどれくらい難しいのか?誰でも合格可能です!
登録販売者試験の合格難易度はどれくらいなのか?気になりませんか?
今回は登録販売者試験の難易度について話をしていきます。
時間がない人の為に、言っておくと登録販売者試験の難易度はそこまで難しくありません。
合格している人の大半は新社会人や主婦の方が多いです。
極端な話、登録販売者試験の勉強をしていけば中学生でも合格可能です。
(中学生には受験資格はありませんが)
まずは登録販売者試験の合格率を見てみる!
一口に合格率だけを見てみても登録販売者試験がどれくらい難しいのかわかりにくいですが、とにかくまずは登録販売者の合格率を見てみましょう。
登録販売者は各県で試験を受けることができますので、県により合格率が変わってきます。
一例として東京都を見てみます。
東京都
2014年 47.9%
2015年 40.6%
2016年 32.4%
2017年 42.7%
2018年 35.4%
2019年 26.0%
となっています。
2019年に合格率が30%を切り目立ちますが、大きく難易度が変わっているわけではないです。
実は登録販売者試験は他の資格と比較してそこまで難しい資格ではありません。
しかし社会人が受験する割合が高いので仕事の都合で中々、時間が作れないというのも関係していますね。
特に新社会人になったばかりの人は、仕事を覚えるのと同時に登録販売者の試験勉強をしなくてはいけないので、なおさらです。
ただ、試験の日程が1年半以上ある人が大半なのでコツコツと勉強していけば一発合格は難しくないです。
私の同期は9割以上が1発合格でした。
登録販売者試験の内容はどんな問題?
試験問題は5パートに分かれて出題されます。
- 医薬品に共通する特性と基本的な知識
- 人体の働きと特性
- 主な医薬品とその作用
- 薬事関係法規・制度
- 医薬品の適正使用・安全対策
3の主な医薬品とその作用のみ40問
他のパートは各20問
計120問で構成されます。
合計で7割以上の正答率でかつ各パートで4割以上の正答率が合格には必要となります。
なので不得意分野を潰していくことが大切です!
受験者は3の 『主な医薬品とその作用 』が苦手としていることが多いので重点的に勉強をしていくことをおすすめします。
逆に言えば、他のパートは比較的簡単に正答率を上げることが可能です。
特に薬事関係法規・制度は得点に繋がりやすいです。
その理由として問題のバリエーションを作りにくいことが挙げられるます。
確実に得点に繋げたいパートです。
登録販売者試験は全てマークシート方式
登録販売者試験は全てマークシート方式です。
大体が4択か3択で選択していきます。
あてずっぽうでも正答することもありますね。
なので、解熱鎮痛の成分を3つ記載せよ とい
った問題はでてきません。
では、どのような問題がでるのか見ていきましょう。
問題
次の記述はかぜ又はかぜ薬に関することである
正しい、回答の組み合わせはどれか答えなさい
a かぜは単一の疾患ではなく、上気道の急性炎症の総称である
b かぜの約8割は細菌感染によるものである
その他にウイルスの感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因によるものもある
c かぜ薬とは、ウイルスの増殖を抑えたりウイルスを体内から除去する医薬品の総称である
1 (a、b)
2 (b、c)
3 (a、c)
といった問題が出題されます。
全ての正誤がわかれば簡単に解けますが、一部しかわからなくても勘で正答する可能性も大いに有ります。
今の問題で確実にcの記述が誤っていると判断できれば、1の回答を選ぶことは簡単ですね。
かぜ薬等の一般用の医薬品は、ウイルスを除去する作用はありません。
かぜ薬は出ている症状を抑える為の薬なので、cが誤っていることになります。
今回の問題のように登録販売者の問題を少し勉強したことがある人なら、すぐにわかるような問題も出題されます。
登録販売者試験の難易度についてのまとめ
- 試験は7割以上の得点で合格
- 各パート毎に4割以上の正答率が必要
- バランスよく勉強し苦手項目を潰す
- 試験はマークシート方式
- 問題により山勘で正答する可能性も有り
このように登録販売者試験の難易度は他の資格試験と比べて凄く難しいわけではないことが分かります。