過去の歴史から見る!新型コロナで内定取消!2020年就職氷河期はいつ始まっていつ売り手市場に戻るのか?
新型コロナウイルスによる景気悪化による内定取消が多発し、就職氷河期が始まるかもしれないとの噂が多方面から聞こえてきています
実は2020年は新型コロナウイルスがなくても、就職氷河期になっていたという話があります
それは、2020年に東京オリンピックによる経済安定化が終わり(オリンピックバブル)2019年に始まった消費税増税による経済の悪化が理由とされています
それにプラスして今回の新型コロナウイルスでの世界経済情勢の悪化
はたして就職氷河期はいつ始まって、いつ終わるのか?
今回は過去の歴史から売り手市場にいつ戻るのか考えてみます
2020年に就職氷河期は本当にくるのか?
オリンピックバブル終焉と消費税増税による経済情勢の悪化により、2020年には就職氷河期がくると噂されていました
それに輪をかけて新型コロナウイルスによる経済情勢の悪化ときています
私の感覚になってしまいますが、新型コロナウイルスがなければ就職氷河期はもう少し後になると考えていました
新型コロナウイルスにより何が起きたのでしょうか?
日本の企業が様子を見出した!
新型コロナウイルスにより日本の企業が様子を見出していると考えいます
それは、人材の確保=投資だからです
つまり企業は投資活動をやめて守りに入るか検討をしている場面になります
私は企業の設備投資などに関係する仕事をしていますが、とにかくモノが保留になっています
人に関しても同じで今年は様子を見て、問題なければ来年採用すればいいや!っとなってしまっています
様子を見ていると経済は悪化する!
日本の経済とは積極的な活動がないと悪化していきます
とにかく企業が景気悪化を恐れてお金を使わないという状況になれば経済が悪化し、就職氷河期が始まるかもしれません
政府による経済刺激がない場合は2020年就職氷河期が始まる!
新型コロナウイルスにより世界の経済は一気に悪化しました
日経平均は株価は2020年1月には23000後半を維持していたものの、2020年3月現在は17000後半まで一気に下落しています
また、アメリカのダウ平均株価は2019年に29000代と過去最高を更新し続けていましたが、2020年3月には21000代となっています
1日の値下がりの幅は過去最高の2352ドルを記録しています
このような状況の中で設備投資や人員の確保、増強に手をつける企業は少ないです
アベノミクスの時のように政府主導の経済刺激が必要と叫ばれる場面です
経済刺激が不十分な場合には就職氷河期が到来する可能性があるでしょう
2020年就職氷河期はいつ終わる?売り手市場にはいつ戻るのか?
2020年に就職氷河期が始まったとして、売り手市場に戻るのは、2023年頃と考えています
今のところ新型コロナウイルスによる景気悪化は一時的なものだと考えているからです
2012年に東日本大震災がありました、その時にも一時的な就職難はありましたが2014年から段々と売り手市場へと変わっていっています
一時的な景気悪化での就職難は過去の歴史からみると2年から3年で終わる可能性が高いです
新型コロナウイルスによる景気悪化でさらなる経済的な悪化が起きる場合には就職氷河期は長期化
新型コロナウイルスでさらなる景気の悪化が起きた場合には、就職氷河期はさらに長期化が予想されます
例えば景気の悪化で世界的な金融機関が倒産になる等の場合です
2008年にはリーマンショックがありました
その後に一時的な就職難が起き、2008年から2013年までの間は就職難の時代とされています
期間は約5年ですね
ちなみにリーマンショックの時のダウ平均株価は
リーマンショック前日から見て半年後には6469ドルの下げとなっています
新型コロナウイルスでは既にこの下げ幅を超える約7000ドルの下げです
まとめ
就職氷河期にしない為には、とにかく経済刺激が大事!
日本の企業はとにかくどのように動いていいのか、わからずに様子見の体制に入っています
大手企業の誰に聞いても、この後どうなるのかわからない?といった具合です
景気が悪化する前に何か次の一手を打ち、日本の企業が動き出せるように方針を示さない限りは就職氷河期はやってくるかもしれません